地方創生と地域包括ケアの推進

2018年11月7日

先日、前・内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 地方創生総括官の唐澤剛氏の講演を聞く機会があり、「地方創生と地域包括ケアを推進するには、『ごちゃまぜ』で進めていくことが望ましい」という言葉が印象に残りました。

 今後の少子高齢化を乗り切るためには、地域包括ケアシステムの推進を選択する以外に方法は無く、その地域包括ケアシステムは、縦軸は、「医療と介護の連携・一体化」「地域における統合的なチーム医療」、横軸に「生活支援とまちづくり」「地方創生」があると説明され、これらを進めていくキーワードが『ごちゃまぜ=多様性』と話されていました。

 講演の中では、「シェア金沢(日本版CCRC)」「地域医療福祉拠点化(UR都市機構)」といった事例を取り上げ、高齢者も学生も障害のある人も、分け隔てなく共生できる多世代のまちづくりについて紹介がありました。

 これまで、「地域包括ケアシステムの推進」と言えば、医療・介護・福祉の連携というイメージが強かったのですが、今回の講演を聞き、具体的なイメージが出来ました。

内藤啓志

株式会社名南メディケアコンサルティング代表取締役社長
税理士法人名南経営 医業経営支援部 主任研究員

1996年税理士法人名南経営に入社。
入社以来20年に亘り、医療機関・介護事業所を専門として担当し、税財務分野の相談業務だけでなく、収益改善・業務改善・新事業展開・建替え・事業承継などのコンサルティングを行っている。これまで、関わった案件数は、300施設を超える。最近では、中小・中堅病院向けの医業経営コンサルティング業務を中心に活動している。2016年10月より、㈱名南メディケアコンサルティング設立し、代表取締役を務める。